令和6年8月30日、10月4日に発表された、中央職業能力開発協会が主催する国家技能検定試験【機械加工職種 普通旋盤】に機械工学科の学生2名が挑戦し、見事に合格しました。
《普通旋盤2級合格者》※令和6年10月4日発表
町田 耀大さん 機械工学科3年(渋川工業高校出身)
《普通旋盤3級合格者》※令和6年8月30日発表
坂本 幸翼さん 機械工学科3年(多摩科学技術高校出身)
この技能検定では、決められた課題を決められた時間内に製作する「実技試験」と、機械工学の知識を問う「学科試験」が課せられます。そのため、この技能検定に合格するには、課題に対する実技の習熟が不可欠であり、さらに学科試験に備えた豊富な専門知識も必要となります。
受検者は『絶対合格する』という強い決意で臨み、春休みを返上して準備に入り、新学期となった4月以降は過密な授業時間の合間を工面し、「実技試験」対策として課題製作練習と、「学科試験」対策として過去の試験問題による模擬試験を重ねてきました。受検者自身が技能検定挑戦の数ヶ月にわたる準備期間の過程で身につけた『自分で考えて行動する』という習慣は、今後の学生生活、特に卒業研究においては、その効果を発揮することが期待されます。
技能検定試験の本学の取り組みとして、今年で累計38名が受検し、受検者全員が合格するという実績を続けていることは学生諸君の努力の賜物です。
合格した坂本幸翼さん(左)と町田耀大さん(右)