機械工学科の二ノ宮進一教授が6月28日、第9回品質工学会日本規格協会理事長賞(2024年)を受賞しました。授賞式は、統計数理研究所で開催された第32回品質工学研究発表大会の期間中に行われ、賞状、楯、田口玄一論説集4巻が贈呈されました。
「永年にわたる品質工学の実践と普及活動を通して我が国の経済社会の発展に多大な貢献」をしたとして、その功績が高く評価されました。二ノ宮教授は、企業人と学生の教育を通じた品質工学の実践と普及に力を注ぎ、学協会や公的機関での執筆や講演を通して、各地で企業人向けの啓蒙活動を展開しています。自身の専門分野である機械加工領域の研究においても発表や講演を行い、品質工学論文賞を含む数多くの賞を獲得しています。また、JIS Z 9061新技術及び新製品開発プロセスのための統計的方法の応用、ロバストパラメータ設計(RPD)の原案作成委員としても参画しました。
二ノ宮教授は、「地道で実直な活動を続けてきたことを評価して頂いたことは素直に嬉しいです。これからも学生や社会人の教育・研究を通して、社会に役立つ若い人材を育成することに微力ながら尽力したいです。」とコメントしています。
二ノ宮教授
賞状と盾と「田口玄一論説集4巻」
【参考】
◆一般社団法人品質工学会 日本規格協会理事長賞
https://www.rqes.or.jp/awards/jsaAward/jsaAward2024.html
◆二ノ宮進一教授 プロフィール
https://www.nit.ac.jp/campus/teacher/me_ninomiya